内装工事を促進中
一方、規模が大きいため利益の絶対額も大きく、広告宣伝に費用をかけることができます。
みなさんがこのパターンの物件であれば目にすることが多いのはそのためです。
次に、比較的都会に近いところで、企業の移転などで広めの土地が出現し、ここに建売住宅を建てるパターンです。
典型的には工場が移転するケースで、オフィス街のど真ん中ではあり得ませんが、東京でも、ターミナル駅から電車で15分、20分私鉄に乗れば、このような土地は出てくるのです。
この場合、都会に近いために地価がそこそこ高く、しかも規模もそれなりにありますから、やはり、広告宣伝に費用がかけられます。
もっとも、都会に近くて、しかもそれまでは広い土地を別の人が使っていたということは、土地の高度利用が可能で、背の高い建物を建てる余地があり得ます。
その場合、業者の側ではマンションにしたほうが儲かります。
そのため、物件の数としてはどうしても限定的になってしまい、みなさんが目にすることはあまりないのです。
これより規模が小さくなると、大がかりな広告宣伝を見かけなくなります。
たとえば、昔からの住宅地には、地価の安い時代に広大な土地を取得していて、ため息が出るような大きな家が建っています。
あの手のお宅は、相続に際して、どなたか1人が相続するという話がまとまらないと売却されますが、その買い手は地元の不動産会社や工務店で、その後、分割されて建売住宅が建ちます。
もとが1戸だった土地に、ときには10戸もの建売住宅が建つこともあります。
また、そこまで大規模ではなくても、昔と比べると地価も上がっていますし、一方で世帯の人数も減っていますから、2つとか4つとかの敷地に分割できる土地が相続に伴って売りに出されることがあります。
このあたりになってくると、資金力もさほど必要なくなるので、さらに小規模な不動産会社や工務店であっても、建売住宅を建ててみようかという気になるのです。
と、規模が小さくなればなるほど情報が入りにくくなり、極めつけは、1軒分の土地に建つ建売住宅です。
常にインターネットで情報収集をするか、たまたまそのあたりを歩かない限りまず見つからないのが、このパターンの建売住宅なのです。
注文住宅を建てるための土地がどのように売りに出てくるかは、建売住宅の場合と同じと考えればいいでしょう。
変な表現ですが、建売住宅の建物が建っていないのが土地であり、郊外の大規模分譲地へ、都心近郊で開発した分譲地については広告を見かけることもあるでしょう。
かつては1戸だったお宅の土地を分割して分譲するものも見られます。
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